シンガポール、国営企業がブロックチェーン基盤の越境取引プラットフォームを発表

 シンガポール拠点で電子政府サービスを手がける国営クリムゾン・ロジック(CrimsonLogic)社は18日、アセアン諸国と中国向けのクロスボーダー・ブロックチェーン・プラットフォームを公開した。同地域ではこの種のブロックチェーンプラットフォームは初という。

 「オープン・トレード・ブロックチェーン(OTB)」は、クリムゾン・ロジック子会社のグローバル・Eトレード・サービス社(GeTS)が運営する。主に中国と東南アジア諸国間の貿易文書取引の安全性向上や取引の効率化、透明性の確保を目的に設計されている。シンガポールのコモディティ・インテリジェンス・センターやチャイナーアセアン・インフォメーション・ハーバー社、TIFFAグループなど多様な事業者がすでにOTBに参加している。

 クリムゾン・ロジックのユージン・ウォン会長によると、ブロックチェーン技術はクロスボーダー取引の信頼性を向上させることが可能と話した。4月、アセアン諸国の会合において、シンガポール政府は広範囲及ぶブロックチェーン産業をサポートする姿勢を示した。ブロックチェーンはアセアンにおいて銀行サービスを利用できない層を包括的に取り込む可能性があると強調した。