米国の上院議員で仮想通貨支持者のシンシア・ルミス氏は、仮想通貨とデジタル資産について上院議員を教育するために金融イノベーションコーカス(議員連盟)を立ち上げる計画を明らかにした。

2月2日にアンソニー・ポンプリアーノ氏のポッドキャストに出演したルミス氏は、コーカス設立する意向を発表した。

「私たちは、米議会上院の議員とそのスタッフにビットコインについて、そして仮想通貨や金融イノベーションやブロックチェーンについて教育するための出発点としてコーカスを活用したい」

ルミス氏は、ブロックチェーン調査企業チェイナリシスの分析を引用し、「仮想通貨関連の犯罪は現金による犯罪活動よりも小さい」と指摘し、新しいコーカスではマネーロンダリングに仮想通貨が悪用されるという誤解と戦うと述べている。

ルミス氏は最近、財務長官に就任したジャネット・イエレン氏とも意見交換したことを明らかにした。イエレン氏は1月に仮想通貨がマネロンに悪用される懸念があると述べていた

ルミス氏は、イエレン氏は仮想通貨について「オープンマインド」を持っていると説明し、仮想通貨コミュニティの心配を鎮めようとした。同時にルミス氏は「すべての仮想通貨が犯罪行為に関係するという懸念から解放され、オープンな対話に到達にするには多くの作業が必要になるだろう」とも述べている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン