米国を拠点とする仮想通貨(暗号資産)取引所シードCX(Seed CX)は、決済インフラに集中するため、取引所事業を閉鎖する。

シードCXのエドワード・ウッドフォードCEOは6月11日のブログ投稿の中で、決済部門の「ゼロハッシュ(Zero Hash)」が現在、同社の収益の95%を占めている。

「私たちは収益性だけでなく、主要なデジタル資産決済インフラになるという野心を実現することに目を向け始めており、これにより集中する必要がある」と、ウッドフォード氏は述べている。

「率直に言って、取引所のプロダクトを直接顧客に提供することは、一部の顧客にとっては対立関係にあると認識されることもあるが、さらに重要なことは、私たちのコアミッションにとっては副次的なものだ」

ウッドフォードCEOは、「完全に自動化され、規制された決済インフラ」への取り組みを強化していくと語った。

シードCXは、取引手数料を業界で最も低いレベルに引き下げ、アジアのフィンテック企業と提携することで、2019年に市場シェア拡大に取り組んできた。しかし、この取引所の平均取引額は1日あたり約600万ドルに過ぎず、手数料収入はほんのわずかしかなかったという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン