米証券取引委員会(SEC)が近く、仮想通貨企業が提供するサービスに影響する新ルールを提案するようだ。ブルームバーグが14日に報じた。
情報筋による話として、SECは、適格カストディアンとして仮想通貨企業が顧客の仮想通貨を保管することを困難にする草案を提案する予定だという。
今後、カストディアンを業務とする仮想通貨企業と協業する多くのヘッジファンドやプライベートエクイティ企業、年金基金に影響を与える可能性がある。
情報筋によると、5人のSEC委員が2月15日に、この提案が次の段階に進むかどうかを投票する。
Yesterday, our Division of Examinations announced its 2023 examination priorities.
— Gary Gensler (@GaryGensler) February 8, 2023
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SECは2019年3月から仮想通貨の適格カストディアンの要件について審議してきたというが、この問題に詳しい人々によると、求められている具体的な変更が何であるかは明らかでないという。
最終決定された場合、一部の仮想通貨会社は顧客のデジタル資産保有を別の場所に移さなければならないかもしれないとブルームバーグは報じている。