米証券取引委員会(SEC)は、少なくとも3つの資産運用会社に対して現物型イーサリアム上場投資信託(ETF)の「予備承認」を与えたと報じられている。これにより、ETFが早ければ来週の火曜日にも取引を開始するとの見方が高まっている。

ロイターの報道によれば、SECの承認は、申請者が今週末までに最終的な申請書類を規制当局に提出することに依存しているという。これらの申請者にはブラックロック、フランクリン・テンプルトン、ヴァンエックが含まれていると、関係者はロイターに語っている。

また、フィデリティ、ARK21シェアーズ、グレースケール、ビットワイズ、インベスコ・ギャラクシーも来週にイーサリアム製品を立ち上げる予定だという。

ロイターに証言した関係者の1人は、ビットコインETFの時と同様に、全てのイーサリアムETFが同時に立ち上げられる見込みだと語った。

またブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏によると、SECは発行者に対し、7月16日までに最終的なS-1フォームの修正案を提出するよう指示したという。バルチュナス氏は、全ての申請者が今週の修正S-1書類提出時にイーサリアムETFに付随する手数料を明示する必要があると述べた。バルチュナス氏はさらに、SECが来週の月曜日の取引終了後にS-1申請を正式に承認し、イーサリアムETFが7月23日火曜日に正式に取引を開始するとの見通しも示した

ロイターの報道は、ビットワイズの最高コンプライアンス責任者キャサリン・ダウリング氏の最近のコメントと一致している。ダウリング氏は、S-1申請の修正に関して発行者とSECの間でやり取りされる問題が「少なくなっている」と述べた。「これはすべてが順調に進んでいることを示しており、私たちはゴールラインに近づいている」とダウリング氏は7月9日に語った

ビットワイズの最高投資責任者マット・ホーガン氏は、イーサリアムETFが取引開始から最初の18ヶ月間で最大150億ドルの資金流入を引き付ける可能性があると推測している。これは、ビットコインETFが6ヶ月間で集めた金額とほぼ同額である。

承認されれば、イーサリアムETFはナスダック、ニューヨーク証券取引所、シカゴ・オプション取引所に上場されることになる。ETHは現在3484ドルで取引されており、過去24時間で6.7%上昇している。

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