暗号資産熱(FOMO)に惑わされるなー。

米証券取引委員会(SEC)が再度そんな警告メッセージを啓蒙しはじめた。

FOMOとはフォーモーと発音し、暗号資産業界の言葉で「乗り遅れまいという焦り」という意味だ。焦りの気持ちから間違った投資判断をしないよういましめる言葉だ。

背景にあるのはもちろん、今週承認が見込まれるとされる現物型ビットコインETFへの期待感だ。ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏はビットコインETFは今週中に承認されると予測している。こういった観測をうけ、暗号資産業界は現在、ビットコインETFの承認動向を固唾をのんで見守っている状態だ。

米証券取引委員会(SEC)の投資家教育局は1月6日、X(旧ツイッター)への投稿で、ミームコイン、暗号資産、NFTを含むデジタル資産に関連するリスクについて、個人投資家に再び警告を発した。

FOMO(買い逃しの恐れ)に「NO」と言おう。他の人が買うかもしれないからといって、それがあなたにとって適切な投資機会であるとは限らない。」等と発信している。

米証券取引委員会(SEC)の警告によると、暗号資産を宣伝する有名人やスポーツ選手について言及し、人気のある人物が投資を宣伝しているからといって、安易に投資しないよう促している。