米SEC、テレグラムのTONブロックチェーンとトークン開発に疑問 仮想通貨グラム巡る訴訟で

米証券取引委員会(SEC)は、テレグラムとの進行中の訴訟をめぐり、「テレグラムはTONブロックチェーンの公開時の開発ステータスに関する証拠を示していない」とした。1月20日にSECのニューヨーク州南部連邦裁判所(SDNY)へ申請した文書で述べた。

テレグラムは2017年にイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を実施。当時最高額となる17億ドル(約1837億円)を調達した。SECはグラムの販売が証券法違反と判断して告発し、現在も裁判が続いている。

SECは2019年10月グラムが未登録証券にあたると発表。11月には、ICOで調達した資金の使途公表をするようニューヨーク州の連邦裁判所に申し立てていた。

今回SECは、テレグラムは特定のアプリケーション内でのグラムの使用事例を述べているが、グラムの使用にそういったアプリ何に限定する必要はないと指摘。

テレグラムが提出したグラム使用やアプリケーションなどをリスト化したチャートに関して、さまざまな懸念があるとも述べている。

また、「テレグラムのチャートは、どの開発済の潜在的アプリケーションかと特定しておらず、開発中で理論上のモノ」で、テレグラムのチャートにあるいかなる潜在的アプリケーションに関する記録には、直接的で信頼ある証拠がないと述べている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン