現在「X」にリブランディングされているツイッターで、複数の偽アカウントがワールドコインの悪質なリンクを送っている。
7月24日、ツイッターのブランド名が「X」に変更され、ワールドコイントークンが発表された。ブランドの変更にはネット上でさまざまな反応が見られたが、「X」では、アカウントのタイプに基づいて色の異なる認証マークの購入または申請のポリシーを変更していないままだ。
ワールドコインは2009年8月にツイッターアカウントを開設し、後にビジネスのためのゴールドチェックマークを受け取ったが、多数の模倣者が現れた。ワールドコインのロゴとその名前のバリエーションを持つ偽のツイッターアカウントが数十、場合によっては数百存在する中、少なくとも7つは一時的にブルーチェックマークを表示していた。この表示のためには、詐欺師が月額8ドルを支払うだけで可能だ。

記事執筆時点では、ツイッターはワールドコイントークンのエアドロップを装ったこれらの偽アカウントの多くを停止した。ワールドコイントークンの発売前に作成された多くの偽アカウントも、7月24日以降のツイートの頻度を上げていた。
Note that there are a lot of scammers out there posing as “worldcoin”
— Steve (@stevekimoi) July 27, 2023
And people might have reached out to you promising you cash or even future wealth after investing
Kindly DYOR before interacting with any persons/project posing as Worldcoin
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ワールドコインプロジェクトは実在の人間とボットを区別することを目指しており、身元確認のために網膜スキャンを行う。公式発売前に200万人以上が登録し、目標は20億人以上、できれば全世界の人々に広げることだった。トークン発売以降、ワールドコインの共同創設者であるサム・アルトマン氏は、「8秒ごとに新しい人が全世界で虹彩スキャンを通じて確認を受けている」と報告した。