ビットコイン(BTC)は、典型的なショートスクイーズで1時間で2億7000万ドルを超えるポジションが清算されたため、10月1日に4万8000ドル近くまで急騰した。ビットコインが4万7000ドル以上となるのは9月19日以来となる。

“さらば弱気派”
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTCはわずか数分で3000ドルの急騰をみせた。
大きな上昇ボラティリティはトレーダーにとってはお馴染みかもしれないが、米ドルが1年ぶりの高値を付けたことで、ビットコインが上昇するのではないかとの見方は出ていた。
539 #BTC shorts liquidated in 1 minute sending #Bitcoin to 47k.
— Daniel Joe (@DanielJoe916) October 1, 2021
Squeeeeeeeeezed pic.twitter.com/Uf2CzvndcC
$270M liquidations in an hour
— Lex Moskovski (@mskvsk) October 1, 2021
say hi to uptober
「さらば弱気派」と仮想通貨トレーダーのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏はツイートし、強気トレンドが始まったことを示唆している。
一方で、仮想通貨アナリストのRekt Capitalは、より慎重な見方を示している。
「ビットコインではあなたが強気相場が終わったと思うまで大きく揺り戻しが起こるだろう。その後、上昇トレンドが続くことになるだろう」

10月は“Uptober”となるか
BTCが急騰した一方で、主要なアルトコインでも10%以上の上昇をみせている。
一方でビットコインのドミナンスも10月入って上昇に転じており、記事執筆時点では43.3%となっている。