南米チリの証券取引所 ブロックチェーン技術開発でコンソーシアム結成 金融・証券分野での活用目指す

チリのサンティアゴ証券取引所、中央証券保管機構(DCV)、IT・通信企業のGtdは27日、新しいブロックチェーン・コンソーシアムの立ち上げを発表した。金融・証券分野でのブロックチェーン基盤のアプリケーション開発を目指す。

今回のコンソーシアムでは、顧客システムにインストールされたノードを介して、証券市場にアクセスできる新しいインフラ「ビジネス・ブロックチェーン・ネットワーク」の開発を目指すという。

サンティアゴ証券取引所のゼネラルマネージャーのアントニオ・マルティネス氏は、今回のコンソーシアムで「革新的な」ソリューションを生み出すと強調する。

「このコンソーシアムを通じて、革新的で世界クラスのソリューションを備えた証券・金融ビジネスの最適な条件を生み出すことを目指している。この提携により、ブロックチェーン技術を様々な関係者が利用できるようになり、顧客のビジネス運営が促進される」

またDCVのフェルナンド。ヤニェス氏は、これまで蓄積してきた経験を開発に活かすとしている。

「2017年以来、私たちは業界のサービスにブロックチェーンを適用するため、世界のほかの証券保管機関と協力してきている。チリ中央銀行とも協力し、この技術を金融商品の発行に組み込むプロジェクトを進めている」

今回コンソーシアムを発足させた3者は、システム設計を担当する技術委員会を立ち上げる。この委員会での議論は6か月間を予定。その後、次のフェーズとして開発チームが18か月間でブロックチェーン基盤のプラットフォーム構築を行う計画だ。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版