サムスンのArtik Clouによるネットワークと、ブロックチェーンベースのIoTサービスプロバイダーである、riddle&codeが、公式にtagtokのリリースを発表した。(Tagtokはタグとトークンの意。) Tagtokは物理的なオブジェクトをブロックチェーンノードに記録する機能を持つ。
riddle&codeはオープンソースな暗号技術プラットフォームを基盤にしており、NXPやNordicなどの大手の半導体企業製のミリサイズのマイクロチップによって利用されている。
本質的には、riddle&codeのtagtokシステムは、所有権や、契約の履行、出所などを巡って生じる不正行為を防ぐために開発されたものだった。該当するマイクロチップベースのIoT (モノのインターネット) デバイス上にトークンを所持しているユーザーは、その暗号化されたユニークIDを元に、ブロックチェーン・ネットワーク上の改変不可な情報にアクセスすることが出来る仕組みだ。
riddle&codeのAlvaro Mier氏曰く―
身の回りの物がスマートになった社会での生活が実現すれば、情報の共有や、お互いに会話をすることで収集された全ての個人情報や、デバイス間の相互運用性などに関連したセキュリティ問題が浮上してきます
数百億ドル規模の市場
riddle&codeの開発チームは、自社の暗号プラットフォームの適応性や柔軟性にフォーカスすることでその堅牢なマイクロチップを生み出している。特に0.7ミリのマイクロチップは耐水性があり、曲がりやすく柔軟で、事実上市場のあらゆるデバイスに埋め込むことが可能だ。
開発チームによれば、IoT市場は大幅な成長を見せており、2020年には295億ドル規模の市場になると予想されているそうだ。。
同社は、自社のマイクロチップと暗号ネットワーク、その共に堅牢なインフラによってIoTのメカニズムとテクノロジー全体がより広範囲の企業に影響を及ぼしていくと考えているようだ。
あらゆるデバイスの位置をトラッキング可能に
例えば、個人であれば、riddle&codeのIoTインフラを利用することで特定のデバイスの所有権を安全に確保し、盗難被害や、間違って持っていかれてしまった場合などは、その位置をトラッキングすることが可能になる。
乗り物の所有者であれば、ブロックチェーンを通して車やバイクを操作不能にすることもきっと可能になるだろう。
「弊社には4つの異なるアーキテクチャが存在し、それぞれユースケースごとに適応されます。例えば、消費者市場向けであれば、製品に組み込まれた単一のハードウェアであるナンバー2のモデルが適応されますし、全ての暗号化プロセスは、NFC技術をサポートしているどんなデバイスからでもエネルギー源を確保して実行されます」と、Mier氏は最後に語った。