ロシアの仮想通貨マイニング事業者が大量のマイニング装置を輸入したと報じられている。

ロシアのKommersantの報道によれば、ロシアの仮想通貨マイニング向けデータセンターを運営するBitRiverが、2万台にも及び仮想通貨マイニング装置を輸入したという。

BitRiverの創業者兼CEOのイゴール・ルネット氏は、この2万台の装置導入でロシアで最大の仮想通貨マイニング施設になると主張している。

報道によれば、これらの装置は昨年12月に納品され、ロシア最大の水力発電所があるブラーツク市でビットコインのマイニング用にセットアップされているという。

ルネット氏は、これらの装置がアジアから輸入されたものだと話している。具体的なメーカー名や装置の使用については明らかにしていない。ただKommersantによると、輸入した装置の総額は4000万~6000万ドルに相当するという。

BitRiverの広報担当者は、コインテレグラフの問い合わせに対して、これらの装置を輸出した国やロシアでのクライアントについて具体的な名前は開示できないと答えている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン