リップル社からまた幹部が1人立ち去ったかもしれない。

XRPマーケッツのヘッドでシカゴマーカンタイル取引所(CME)出身者のミゲル・ヴィアス氏は、リンクトインをアップデートしてリップル退職を示唆した。

2016年にリップルにジョインしたヴィアス氏は、xRapid(現ODL)のパートナーシップ戦略を担当したほか、10億ドル超のXRP売却を監督した。

Miguel Vias’ LinkedIn status shows the end of his 3.5 year tenure at Ripple

(出典:LinkedIn ミゲル・ヴィアス氏のリンクトイン)

ヴィアス氏の退職は正式には発表されていない。ヴィアス氏はコインテレグラフの問い合わせに対して返答していない。

2018年夏ころからヴィアス氏の退職に関する噂は流れていた。2019年11月14日時点では、ヴィアス氏はリップルに在籍中であり退職する予定はないと述べていた。

The last tweet sent by Vias was a reminder that he still worked for Ripple, and didn’t plan to leave(出典: Twitter ヴィアス氏「リップルに在籍中であり退職する予定はない」)

ヴィアス氏は入社後1年ほどで2018年1月のXRPの過去最高値となる3.84ドルを経験した。一部では投げ売りという批判のあるリップルのXRP売却は2018年と2019年を通して増加したが、2019年第4四半期には前期比で80%急減していた。

XRP価格のパフォーマンスは2020年に入っても引き続き低迷している。XRPアーミーとして知られるXRP支持者も減少しているという報告も出ている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン