リップル社は4月30日、2020年の第1四半期(1月~3月期)の決算レポートを発表した。マーケットが注目するリップル社による仮想通貨(暗号資産)XRPの売却による売上高は、前期比では約87%も減少した。

レポートによると、リップル社は今年第1四半期に175万ドル(約1億8700万円)を売却。昨年第4四半期の1308万ドル(約14億4000万円)と比べて約87%も減少した。内訳は機関投資家への直接売却が175万ドル、プログラム売却が0だった。

今年第1四半期のXRPの平均日時取引量は、前期比で72%増加の3億2266万ドル(345億円)だった。

ただ、今年のXRP価格のパフォーマンスは低迷している。昨日は他の仮想通貨と同様に急上昇したものの、年初来では12%以上のマイナス。年初来で約24%上昇しているビットコインとは対照的だ。

一方、XRPを使う送金サービスであるODL(旧xRapid)の取引量は2019年第4四半期から今年第1四半期にかけて3倍増加し、ドル建ての取引量は294%以上も増えたと報告した。