ブロックチェーン決済ネットワークのリップルが、ブラジルの主要な仮想通貨取引所と提携し、仮想通貨を活用した国際決済を開始する。

リップルはブラジルの仮想通貨取引所メルカド・ビットコインと提携し、現地企業がリップルの「エンドツーエンド決済ソリューション」を利用して決済を行えるようにすると発表した。「新しい決済ツールにより、ブラジルの企業は24時間365日、世界中で『より速く、安価で、効率的な国際送金』が可能となり、数分で決済が完了する」とリップルは述べた。

機関投資家をターゲットに

発表によれば、新製品はまだ顧客に提供されていない。最初の運用がメルカド・ビットコインからメルカド・ビットコイン・ポルトガルの機関投資家を対象としたものになるという。

この統合は、2023年に導入されたリップルの新機能に基づいており、顧客のためにエンドツーエンドで決済を管理することが可能だ。メルカド・ビットコインは、202年末までにこの決済ソリューションを導入する予定だという。

メルカド・ビットコインは、将来的には法人および個人顧客向けの国際送金もサポートする計画だという。

2013年に設立されたメルカド・ビットコインは、ラテンアメリカで最大の仮想通貨取引所の1つであり、400万人のユーザーを抱えている。

メルカド・ビットコインは、マスターカードのような有名な決済企業との提携で知られている。2024年5月には、メルカド・ビットコインはラテンアメリカおよびヨーロッパのコリドーでライブ取引機能を提供するためにマスターカードと協力した

メルカド・ビットコインの銀行部門責任者であるジョーダン・アブッド氏は。リップルとの新たな協力はリップルの専門知識を活用して、簡略化された送金を提供することを目的としていると語った。

「同時に、このパートナーシップにより、メルカド・ビットコインは国際化へのさらなる一歩を踏み出すことができる」とアブッド氏は語った。「この種の運用を容易にし、コストを下げ、プラットフォームをさらに充実させる可能性を提供することは、顧客へのコミットメントを示すものであり、今日提供している製品ポートフォリオを拡大するものだ」。

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