SBIホールディングスは29日、リップルによるマネータップへの出資が完了したと発表した。これによりマネータップへのリップルの出資比率は33%となり、外部筆頭株主となった。

マネータップはリップルのグローバル金融決済ネットワークである「リップルネット」の技術を使っている。マネータップでは送金アプリで、国内での個人間送金やマネータップのAPIを通じてPayPayやLINE Payとのチャージ連携に使われている。

今回の出資完了を受け、リップルから2人の役員をマネータップの方で受け入れた。リップルでチーフビジネスオフィサーを務めるエリック・ヴァン・ミルテンブルグ氏と、リップルで日本におけるパートナー事業を担当する吉川絵美氏の2人だ。

SBIは、「リップル社を新たに株主に迎えたことで、新機能・新サービス開発を加速化し、より一層の利便性向上による顧客満足度向上を目指していきます」と述べている。