”市場の確実性”を提供するために55億XRP(140億ドル分のトークン)を隔離するとリップルが発表してから2日後、リップルのウェブサイトはオフラインが続いている。

火曜日に発表があったが、この記事を執筆している現時点で”502 Bad Gateway”の表記と共にアクセスが出来ない状態だ。

ブログポストに目を通してみると、突然の大量の売りによって、価格が下がらないよう、投資家たちを安心させるために資金をロックする必要性があったのでは、という旨のコメントがコインテレグラフに寄せられていた。

「投資家たちに予測可能な供給スケジュールを提供することで、XRPの大規模な売買により価格が下がる問題や心配を取り除く目的があります」と、リップルのPR資料には記載されている。

リップルはエスクロー機能を採用し、1ヶ月ごとに”利用可能”な10億XRPをリリースする予定で、未使用のコインは再び隔離される。

リップルの今回の判断は、プラットフォーム全体に対する批判を呼んでおり、リップルの創設以来、プロジェクトを阻む中途半端な分散型の体制が繰り返し糾弾されている。

「リップルが140億ドルを自身で隔離して保持できるという事実は、160億ドルものXRPの時価総額は全く気にする必要のない数字だということを示しています」と、ビットコインのコア・デベロッパーであるピーター・トッド氏がコインテレグラフの記者の1人であるジョセフ・ヤングの記事を引用し、Twitter上に投稿している。


リップルのXRPトークンの価値は、この数週間、指数関数的に増加しており、その成長率は実に約500%である。