ブラックロック・フィナンシャル・マネジメントのインデックス投資のグローバル責任者は、暗号資産とリンクした上場投資信託(ETF)をすぐにローンチすることはないだろうと語った。

フィナンシャルニュースの12日のレポートによると、ブラックロックの幹部であるサリム・ラムジ氏は、米国での規制が明確になるまで、仮想通貨の上場投資信託を立ち上げる計画はないと語った。同氏は、ブラックロックが仮想通貨へのエクスポージャーを伴う市場に入る可能性は低いとも付け加えた。

「仮想通貨の規制分野はまだ信じられないほど不透明で、全く明確ではない」とラムジ氏は述べている。

デジタル資産運用会社のヴァルキリーとプロシェアーズによるビットコイン戦略ETFは、今年10月に米国の証券取引所で上場された。どちらのファンドも、米国人投資家が仮想通貨先物に直接エクスポージャーを持つことを可能にした。

プロシェアーズのファンドは、取引開始の最初の週に10億ドルを超える運用資産に達した。さらにビットコイン戦略ETFは、取引高の点で上位2%のETFの中に入ったとも指摘されている