シンガポールの外貨準備を運用する政府系ファンドのGICが米国の仮想通貨取引所コインベースに投資していたことが明らかになった。先月28日にブルームバーグが関係者の話として報じた。もし事実なら、機関投資家による仮想通貨業界への参入意欲を改めて裏付けることになる。

米国の仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は昨年10月、新たな資金調達ラウンドで3億ドルを調達し、企業評価額が80億ドルになったと発表。その際には出資者としてタイガー・グローバル・マネジメントやYコンビネーター・コミュニティ、ウェリントン・マネジメント、アンドリーセン・ホロウィッツなどが公表されたが、GICの名前は入っていなかった。

コインテレグラフは、この件に関してコインベース とGICに問い合わせているものの、執筆時点で返信は来ていない。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
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