米投資会社フォートレス・インベストメント・グループが、2014年に破綻したマウントゴックス(Mt.Gox)の債権者に対して、債権買取の提案を行っていることが明らかになった。ブルームバーグなど複数の海外メディアが報じた。フォートレスは今年7月にもマウントゴックス債権者に対して債権買取を提案していた。
ブルームバーグなどの報道によれば、フォートレスは口座価値の70%の支払いを申し出る手紙を債権者に送っている。フォートレスの提案は12月31日が期限。債権を移転してから3日以内に金額を支払うとしている。
マウントゴックスは現在、民事再生手続き中だ。民事再生計画が決定すれば、債権者への弁済が進むとみられるが、その手続きには時間が掛かっている。今年10月には、再生計画案の提出期限を、当初10月末だった予定を来年3月31日に延期すると発表した。