自称サトシ・ナカモトのクレイグ・ライト氏とかつてのパートナーであるクレイマン氏の資産管理人の間で行われている裁判で、フロリダ州の裁判所は26日、ライト氏の証言を退け、クレイマン氏が110万BTCの50%の権利を持つことを認めた。裁判所の傍聴者がツイッターで報告した。
110万BTCは、ライト氏とクレイマン氏が2009年~2011年の間に共同でマイニングしたとされる。クレイマン氏の資産管理人は共同でマイニングした数十億ドル分のビットコイン(110万BTC)をライト氏が着服したと主張し、クレイマン氏側は半分の取り分を求めてきた。
フロリダ州の裁判所は、ライト氏が嘘の文書を提出したと認識したという。