カナダの仮想通貨取引所クアドリガCXが破産したことによって影響を受けた一部の元利用者が、創業者のジェダルド・コットン氏が死んだという証拠を要求していることが明らかになった。クアドリガCXでは創業者が急死したことでハードウォレットにアクセスできなくなり、巨額の仮想通貨にアクセスできない状態が続いている。
クアドリガCXの債権者を代表する法律事務所は13日、王立カナダ騎馬警察に対してコットン氏の死体の発掘と検死解剖を行うように要請。コットン氏の死に不自然な点があったことや被害額が大きいことを理由にあげた。
今年5月、4大会計事務所の一つアーンスト・アンド・ヤング(EY)は4月1日時点でクアドリガCXの資産額は2080万ドル(約23億円)で負債額は1億6000万ドル(約176億円)だと発表した。
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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン