ここに述べられている見解や意見は、あくまで筆者/寄稿者のものであり、必ずしもコインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンの見解を反映するものではありません。あらゆる投資や売買の動きはリスクを伴います。意志決定の際には、ご自身でリサーチをお願いいたします。
* ビットコイン/ドル、イーサリアム/ドル、及びライトコイン/ドルの市場データはHitBTC取引所が提供するものです。
火曜日にビットコインが分岐しビットコインゴールドが誕生した。前回の分岐(8月のビットコインキャッシュ分岐)の時はその後一カ月(8月2日~9月2日)で下値2621米ドルから日中高値4975米ドルまで伸びた。一カ月で90%近くの上昇である。
前回と同様のことがおこるのであれば、11月24日までに10433ドルになることが想定されるが、今回はアルトコインに資金が移るのではといわれており、大幅な上昇については懐疑的な声が強い。
今週木曜日(米国時間)に米アマゾンがビットコイン決済に関するアナウンスを行うという噂があるが、相場への影響は不透明だ。
BTC/USD
前回の分析において、5350~5500ドルゾーンで下値サポートが確認されることを予想したが、今日5356.95ドルレベルに到達。トレンドライン及び20日間指数平滑移動平均線(EMA)が重要なサポートとして位置しており、よい買いポイントだと言える。
推奨される買いポイントは上値追いが確認される5650ドルだ。
継続的な上昇は6000ドル以上は今のところ見込んでおらず、6000ドルで一部利益確定することを推奨。残りはストップ注文をかけてもっておくとよいだろう。
一方、5350ドルの下値を割った場合、次のサポートは5000ドルとみる。ストップ注文は5300ドルに設定。
RSIにおいてネガティブ・ダイバージェンスが発生。懸念の種である。よってポジションサイズは通常の半分に設定。
ETH/USD
20日間指数平滑移動平均線(EMA)が50日間単純移動平均が上値を抑えている。これを越えて315ドルをつけたら上昇相場となる。それまでは買い要素は見当たらない。
下値については、トレンドラインが強いサポートとなっている。しかしながら現在価格が移動平均線の下にあることから、トレンドラインでの買いも推奨しない。
よって、現在イーサの取引は行わないこととする。
BCH/USD
ここ三日間でビットコインキャッシュ価格が上向く局面が二度あった。
しかし20日間指数平滑移動平均線(EMA)が大きなハードルになっている。ここを越えれば、現在414ドルにある50日間単純移動平均線まで上がるだろう。
280ドルがストップロスを置くポイントとなっているが、リスク・リワード比率的にはトレードは推奨されない。
下限を下回ると190ドルまで下落する局面も考えられる。
XRP/USD
0.3ドルからの継続的下落の後、リップルは0.18ドルレベルで留まろうとしている。しかし上値は移動平均線に押しこまれている。
現在0.2ドルまで戻っているが、もしまた0.18211ドルを割り込むようなら、さらに下値を追う可能性がある。次のポイントは0.165ドル、そして0.15ドル。
0.238ドルを超えない限り上値を追うことは難しいだろう。
よって、現在リップルの取引は行わないこととする。
LTC/USD
昨日、58ドルにある抵抗線で押し戻されている。
現状は44~57.7ドルで推移。
57.7ドル以上の終値で買い推奨。その場合71ドルがターゲット価格。ストップロスは51ドルに設定。
一方で、下値を負う場合は44ドルまで。