BTC/USD

強気派はサポートラインを死守しようとしている。このラインは強力なサポ―トとして機能しているため、価格が反発することが予想される。ビットコイン(BTC)が7,337.78ドルを超えて上昇すれば、価格が再び20日間EMAまで回復する可能性があるだろう。

BTC USD daily chart

出典: Tradingview

もし次の反落が直近の安値である6,512.01ドルを上回っている場合、底を打ったというシグナルになり、良好なリスクリワードレシオでの買いの機会になるだろう。

ただし、想定に反して、ビットコインが直上のレジスタンスゾーンである7,337.78~7,702.87ドルを上抜けることができなかった場合、買いが不足していることを示すことになる。その場合、6,512.01ドルを下抜けする可能性が高まるだろう。6,512.01ドルを下抜けた場合、次のサポートは5,533.90ドルだ。

現在の下落については「ベアトラップ」であるとみており、トレーダーと投資家の両方にとって良い買いの機会であると信じている。ただし、下落が落ち着き、反転パターンが形成されるのを待ってから、トレードを提案したいと思う。

ETH/USD

過去数日間の急減な下落により、相対力指数(RSI)は売られ過ぎの領域に入っている。イーサ(ETH)は現在、131.484ドルのレベルから反発を試みようとしている。

反発の動きは、151.829ドルでレジスタンスに直面するだろう。151.829ドルを超えることができれば、20日間EMAがレジスタンスとなると予想している。イーサが直上のレジスタンスから反落し、131.484ドルを下抜けてしまえば、次のサポートは120ドルになる可能性がある。

ETH USD daily chart

出典: Tradingview

あるいは、価格が急上昇し、151.829ドルを上抜けた状態が維持できた場合、現在の下落がベアトラップであったことになる。価格が151.829ドルを超え、相場がポジティブに転換するのを待ちたいと思う。

XRP/USD

XRPは0.20041ドルで最安値を更新することとなった。これはネガティブなサインだ。0.31503ドルからの下落により、RSIは売られ過ぎの領域にある。これは売りが過剰であることを示唆してろい、反発の動きが行われる可能性が高い。反発の動きで最初に注目すべきレベルは、20日間EMAだ。もし20日間EMAを超えて上昇した場合、0.31508ドルまで上昇する可能性も見えてくるだろう。ただし発生する可能性は低いとみている。

XRP USD daily chart

出典: Tradingview

弱気派が20日間EMAを死守しようとするだろう。次の下落で、0.20041ドルを下回ることになれば、XRPは下降トレンドを再開し、0.18ドルまで下落する可能性が出てくる。逆に、強気派が、次の反落時に0.22ドル以上に保つことが出来た場合、現在の下落がベアトラップだったことを示唆することになる。信頼できる買い場が設定されるまで、当面は相場を静観したいと思う。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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