ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
ビットコイン(BTC)は、過去2日間1万1000ドル近くで推移した。ポジティブなサインだ。強気派が今回の上昇相場は続くことを期待していることを示しており、利益確定に急いでいないことを示している。もし上昇型チャネルのレジスタンス線を超えた水準で持ちこたえられれば、今後2、3日で上昇トレンドが再開するだろう。
2つの移動平均線は上昇傾向にありRSI(相対力指数)は買われ過ぎの領域にある。強気派が優勢だ。
しかし、もし上昇型チャネルに逆戻りしてしまったら、20日間EMA(青色)まで下がるかもしれない。ここが重要なサポートになる。そこから反発すれば、ビットコインは再び1万2000ドルのターゲット価格を目指すことになるだろう。
もし20日間EMAを下回ればBTC/USDは勢いを失うだろう。さらに50日間SMA(赤色)を下回れば、トレンドが悪化するだろう。
7413.46ドルを下回れば、大きな調整に警戒した方が良い。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は22日と23日にターゲット価格の335ドルに迫ったが、強気派は322.06ドルより上で持ちこたえられなかった。高値で利益確定が出たサインだ。しかし、そこからあまり下落していないことはポジティブだ。280ドルと322.06ドルでの保合いは強さを示しており、322・06ドル突破の可能性を高めている。
もしETH/USD がUTC時間で322.06ドルより上で取引を終えれば、ラウンド・ボトムを形成することになり、そうなれば目標価格は563.48ドルになる。しかし我々は480ドル付近で手強いレジスタンスに直面するとみている。
対照的にもし322.06ドルより上で持ちこたえられなければ、280ドルまで下がるかもしれない。20日間EMA(青色)はこの付近に位置をしており、ここが力強いサポートになるだろう。もしこのサポートを下回れば、勢いを失うことになるだろう。
XRP/USD
リップル(XRP)は、対称型トライアングル突破に成功したかを確かめている。以前のレジスタンスは今日の力強いサポートだ。もしこのサポートから反発すれば、強気派は再び0.57259ドル、その上は0.6250ドルまで押し上げるだろう。
2つの移動平均線は上昇傾向にあり、RSI(相対力指数)はポジティブな領域にある。強気派が優勢なようだ。
一方、もしXRP/USD がトライアングルに逆戻りし20日間EMAを下回れば、弱気のシグナルだ。次のサポートは50日間SMA(赤色)だ。その下は、0.37835ドルまで下がることもあり得る。
現在のところ、トレーダーはロングポジションをストップロス0.41ドルで守った方が良いだろう
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版