ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
ビットコイン(BTC)は、2つの移動平均線を下回った。2つの移動平均線は隣り合う形で横ばいで推移している。RSI(相対力指数)はネガティブな領域に入った。買い手と売り手のバランスが取れているのだろう。
(出典:TradingView)
現在は保合いが続いているが、強気派は重要なサポートである9080ドルを死守しなければならないだろう。なぜなら、ここを下回れば、7451.63ドルまで急落するかもしれないからだ。サポート下回れば、積極的だった多くの強気派たちが不意を突かれることになり、投資心理が大きく損なわれるだろう。
対照的に、9080ドル付近から急反発すれば、リスクに対する報酬の割合が魅力的になることから、良い買い機会になるだろう。我々は、ロングポジションを始める前に、9080ドルからの反発を待つことを勧める。ストップロスは8900ドルが良いだろう。
しかし、もし反発力が弱ければ、ロングポジションは避けた方が良いだろう。買い手の需要が少ないことを示しているからだ。
今後2、3日の見極めが大切と考える。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は、20日、20日間EMA(青色)を下回った。ネガティブなサインだ。現在、15日につけた174.461ドルの安値に向かっている。もしこのサポートが崩れれば、下降トレンドが再開し、150ドルまで下がるかもしれない。
(出典:TradingView)
2つの移動平均線は下落傾向にあり、RSI(相対力指数)はネガティブなゾーンにある。弱気派が優勢なようだ。
ただ、もしETHが174.461ドルから反発して204ドルを突破したら、我々の弱気な見方は無効になるだろう。
我々は、トレンドが回復し、20日間EMAより上の水準で落ち着くまで、トレードの提案は控える。
XRP/USD
XRPのプルバックは20日間EMA(青色)で止まった。上昇に安堵してポジションを軽くしたトレーダーがいるのだろう。今後は、0.225ドル〜0.24508ドルのサポートゾーンに迫ることになるだろう。もし、このゾーンを下回れば、下落トレンドが再開して次のターゲットである0.19ドルまで下がる可能性がある。
2つの移動平均線は下落傾向にあり、RSI(相対力指数)は売られ過ぎのゾーンに近い。弱気派が明らかに優勢だ。
(出典:TradingView)
対照的に、もし強気派がサポートゾーンを守れば、XRPは20日間EMAに再び挑戦するかもしれない。もし20日間EMAより上で維持できれば、直近の下落がベアトラップ(弱気派の罠)だったことになる。そうなれば、長期的には買いの機会を提供することになるかもしれない。
それまで、我々は、中立の立場だ。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
市場データは、HitBTCから提供されています。