ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は、対称型トライアングルを形成した。一般的には現在のパターンが続くことを意味する。現在、20日間EMA(青色)でサポートを得ようとしている。サポートを得つつ、今後はトライアングル突破を目指すことになる。UTC時間でトライアングルを超えた水準で取引を終えれば、ビットコインは1万7852.50ドルまで上昇するかもしれない。

BTC/USD

(出典:TradingView

一方、もしビットコインが対称型トライアングルを下回れば、6047.50ドルまで下がるかもしれない。しかし、直線的な下落にはならないだろう。1万934.45ドルで強いサポートがあるし、その下には50日間SMA(赤色)もある。ただ50日間SMAを下回れば、かなり激しい調整を迎えることになるだろう。

現在、20日間EMA(青色)は横ばいで、RSI(相対力指数)はちょうど50の上にある。今後2、3日間は、保合いが続くのだろう。

トライアングルを突破したらロングポジションを提案しよう。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は11日、50日間SMAを下回ったまま取引を終えた(UTC時間)。弱気サインだ。強気派は現在、50日間SMAを再び突破しようとしている。成功すれば、320.840ドルまで上昇する可能性がある。

ETH/USD

(出典:TradingView

対照的にもし50日間SMA、20日間EMAから反落したら、次のサポートである226.58ドルまで調整するかもしれない。20日間EMAは下落傾向にあり、RSI(相対力指数)はネガティブな領域に入った。弱気派が優勢だ。

調整が終わるまで静観しよう。

XRP/USD

リップル(XRP)は、0.35660ドルの重要なサポートを下回った。弱気サインだ。次のサポートは、0.27795ドルだ。20日間EMA(青色)は下落傾向にあり、RSI(相対力指数)はネガティブゾーンにある。弱気派が優勢だ。

XRP/USD

(出典:TradingView

XRPは最も低迷している主要仮想通貨の1つだ。最近の相場回復で得た上昇をすぐに吐き出してしまった。高値での買い手が少ないのだろう。強気派は、0.35560〜0.37835ドルのレジスタンスゾーン突破を目指している。成功すれば、レンジ相場になるかもしれない。

しかし、もしレジスタンスゾーンから反落すれば、さらなる調整になるかもしれない。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版