イーサリアムの人気DAppブラウザのメタマスク、ついにスマホ版が登場

現在最もダウンロードされているイーサリアムのクロームブラウザ拡張機能のメタマスク(MetaMask)のモバイルアプリ版が10月31日、イーサリアムのデベロッパー会議(Devcon)で公開された。コンセンシスのジョセフ・ルービンCEOのツイッターで発表した。

ニューヨーク本拠でイーサリアムブロックチェーンソフトウェア開発とインキュベーターであるコンセンシスは、2016年以来メタマスクに取り組んでいる。ルービンCEOは次のように述べた。

「みんなが大好きなイーサリアムブラウザの拡張機能が、あなたの電話にも来ている。チームは単なるウォレットではなく、すべてのブロックチェーン世界への入り口に焦点を当てている」

メタマスクは、クローム、ファイヤーフォックス、ブレイブの拡張機能で、グーグルのクロームウェブストアで100万回以上ダウンロードされている。ユーザーは、ブラウザでイーサリアムの分散型アプリケーション(DApps)を実行できる。同拡張機能は、仮想通貨イーサリアム(ETH)やERC-20トークン用の非保管式ウェブウォレットとしても機能する。

Devcon4では10月30日、ERC-20トークン標準を作ったイーサリアムの開発者ファビアン・フォーゲルステラー氏が「リバーシブルICO(RICO)」と呼ばれるイニシャル_コイン・オファリング(ICO)の新しいモデルを紹介した。リバーシブルICOは、投資家保護のため投資家の資金をいつでも引き出せるようにしたシステムだ。

メタマスクの発表と同日、イーサリアムの共同設立者ヴィタリク・ブテリン氏がイベントで基調講演を行い、セレニティ(Serenity)とも呼ばれるイーサリアム2.0のロードマップを発表した。リリースの具体的な日付について尋ねられると、ブテリン氏はそれが「本当にそう遠くない」とだけ回答した。