マネーに関する不正行為が問題なのは仮想通貨だけではない。

クレジットカード大手マスターカードがEU競争法に違反したとして巨額の制裁金を科せられたという報道を受け、米仮想通貨投資会社モルガン・クリーク・デジタル・アセッツの創業者であるアンソニー・ポンプリアーノ氏は、既存の金融機関も犯罪を犯していると痛烈に批判した。

マスターカードに巨額制裁金

EUの欧州委員会は22日、マスターカードがEUの独占禁止法にあたるEU競争法に違反したとして、約5億7000万ユーロ(約709億円)の制裁金を科すと発表。欧州委員会は、加盟店の取引銀行がカードを発行した銀行に支払う銀行間の手数料を問題視。日経新聞によると、「マスターカードは加盟店が手数料のより安い自国外の銀行サービスを使うことを制限するルール」を設けており、その結果、手数料の高い小売店や消費者の利益が不正に損なわれていたという。

ポンプリアーノ氏は、「人工的に手数料を釣り上げていた」とい指摘し、次のように述べた。

「古くからある金融プレイヤーは、あなたが不利益を被らない限り、勝てない。なんてひどいビジネスモデルなんだ」

その上で、彼の決め台詞である「Long Bitcoin, Short the Bankers!(ビットコインを買って、銀行を売ろう)と言い放った。

3年以内にビットコインが時価総額追い抜く

ビットコインの熱狂的な支持者であるポンプリアーノ氏は、今月15日、自身の運営するブログ「Off the Chain」15日の投稿で、いずれ3年以内にはビットコインやビザやマスターカードの時価総額を追い抜くことになるだろう、という考えを示した。

「今日、ビットコインの時価総額はマスターカードの4分の1、ビザの6分の1だが、今後36か月以内にビットコインが両方を上回っていても驚かない。既存のネットワークは、私たちが住んでいない世界のために構築され、分散型ネットワークは将来のために構築されている。」