仮想通貨起業家でポリゴンの創設者であるサンディープ・ネイルワル氏は、Web3企業専用の新しいスタートアップファンドのために5000万ドルを調達した。ブロックチェーンを利用したインターネットに対するベンチャーキャピタルの関心が高まっている。
ネイルワル氏のベンチャー企業であるシンボリック・キャピタルは25日、仮想通貨プロトコル、取引所、仮想通貨に特化した監査法人、その他のベンチャーキャピタル投資家から支援を受けていることを明らかにした。シンボリック・キャピタルは、すでに3つのブロックチェーンに特化したゲームスタートアップに投資している。BlinkMoon、Planet Mojo、Community Gamingの3社だ。これらのスタートアップへの投資額は未公表。
おそらくベンチャー資金調達の新しい試みとして、ネイルワル氏は、彼の会社がスタートアップ市場のプロジェクト創設者の支援に重点を置いていると述べた。「インドでポリゴンを始めたとき、創業者としてのビジョンと能力を信じてくれるVCとつながるのに苦労した」と過去の経験を述べた。
The rise of Web3 has resulted in the need for decentralized storage solutions that allow users to archive, retrieve and maintain their own data.
— Cointelegraph (@Cointelegraph) July 28, 2022
Will they be able to break centralized web service providers' stranglehold on the market? https://t.co/uJOthHq8lI
ネイルワル氏は2017年にインドでポリゴンを共同設立し、2年後にドバイに移住した。ブルームバーグとのインタビューで、ネイルワル氏は、仮想通貨に関する規制が明確でないため、母国を離れたと述べている。
他の仮想通貨に特化したVCと同様に、シンボリック・キャピタルはWeb3プロジェクトや分散型インターネットを進展させるソリューションに大きく注力している。コインテレグラフが報じたように、今月初めには2つのWeb3に特化したファンドが発表された。コインファンドは3億ドルのベンチャーを立ち上げ、シマ・キャピタルは2億ドルのコミットメントでデビューした。
Cointelegraph Researchによると、Web3プロジェクトは第2四半期の暗号ベンチャー資金調達の大部分を占め、個々のディールの42%を占めた。ベンチャーファンドは4月から6月にかけて、仮想通貨スタートアップに146億7000万ドルを投資した。