【更新:2月23日16時37分】ブロックチェーンエクスプローラーの「ポリゴンスキャン(Polygonscan)」で障害が発生した情報を反映して記事を更新しました。


ブロックチェーンエクスプローラーのポリゴンスキャンで障害が発生し、ポリゴンブロックチェーンが一時的にダウンしているという憶測が流れた。

2月22日、ポリゴンスキャン上で、ポリゴンブロックチェーンが1時間半以上ブロックを処理していないことを示す表示が出ていたことで、レイヤー2スケーリングソリューションであるポリゴンが機能停止に陥っているのではないかという噂が浮上した。

その後、ポリゴンチームは、この問題は「いくつかのノード」が同期を失ったことに起因し、ブロックチェーンの生産は停止していないことを明らかにした。

「午後8時26分ごろ(UTC時間)、いくつかのノードが同期を失った。これにより、一部のノードがごく短時間の間、ブロックを検証できない反応が発生した」とポリゴンの広報担当者はコインテレグラフに語った。

「ブロックの生成は止まってはいないものの、一時的にネットワークのパフォーマンスが低下した可能性がある。これらのノードは再同期し、システムは通常通りに戻っている」

広報担当者は、チームはポリゴンスキャンがダウンしていることを認識しており、代替のエクスプローラを使用することができると述べた。

「我々は、バックアップするためにポリゴンスキャンと協力している」と広報担当者は明らかにした。

ポリゴンブロックチェーン停止に関する憶測は2月22日に初めて浮上。ポリゴンスキャンからのデータに基づいてブロックの生産が停止したことを指摘する声が挙がった。ポリゴンスキャンでは、ブロックチェーンの最後のブロックとトランザクションがUTC時間の2月22日の午後8時35分ごろに処理されたことが示されている。

Latest blocks and transactions on Polygon. Source: Polygonscan

ポリゴンネットワークは以前にもネットワーク停止に見舞われており、最近では2022年3月11日に、ネットワークの3つのレイヤーの1つに必要なメンテナンスのために停止した。