アブダビ証券取引所に上場している仮想通貨マイニング企業フェニックス・グループは、ビットコインマイニングを強化するために1億8700万ドル(約272億円)を投じることを発表した。

フェニックス・グループの子会社であるフェニックス・コンピュータ・エキップメントは、2023年1月9日にアブダビ証券取引所(ADX)への開示で、サイファー・キャピタルDMCCを通じてビットメインと最新のマイニングマシンの購入に関する合意に至ったと発表した。

発表によると、マシンの購入は完了し、必要な手続きも全て終了した。同社はこの合意により、フェニックスがハッシュパワーを増強し、世界のビットコインマイニング業界でのリーディングカンパニーへの道を進むことができるとしている。

2023年12月、フェニックス・グループはワッツマイナーからの3億8000万ドル(約552億円)の新たなハードウェア機器の購入を明らかにした。これは水冷式リグのポートフォリオを拡大することを目的とし、ワッツマイナーの2年間で最大の注文だった。

また、フェニックス・グループは2023年12月にアブダビ証券取引所での取引を開始し、中東で初の上場企業の1つとなった。

フェニックス・グループは11月18日に新規株式公開(IPO)を成功裏に終え、提供された9億732万3529株に対して33倍の超過申し込みがあったと報告した。同社によると、個人投資家からは180倍、プロ投資家からは22倍の超過申し込みがあったという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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