3日の仮想通貨ビットコインは足元では、6700ドル台を推移している。未明に7300ドルまで急騰したビットコインだが、レジスタンスとされている6900ドル付近への再チャレンジ、そしてさらなる上昇はあるのだろうか。
(出典:Coin360 4月3日午前11時)
未明の価格動向についてCNBCの仮想通貨トレーダーであるBigCheds氏は1月30日以来、初めてボリンジャーバンドの上値を突破したことを指摘。ボリンジャーバンドでは、上昇基調にあるなかで上値に達した際は短期間に買われ過ぎていることを示しており、一時的な現象であることを示した。実際に価格はその後自律調整されている。
現在の相場が強気に向かうのかの見極めに様々な意見が出るなかで、これまでに退場宣言を出していた著名テクニカルアナリストであるピーター・ブラント氏がついに今後の重要ポイントを指摘した。
ブラント氏は投資家情報を提供するリアルビジョンのラウル・パル氏が7000ドルを重要なブレイクアウトのポイントとなっているというツイートに以下のように返信した。
「視点の問題だが、古典的なチャートでは、8400ドルをターゲットとする上昇型トライアングルの可能性がある」
Just a matter of perspective, but best classical chart labeling likely an ascending triangle with target at 8400 pic.twitter.com/SKTrkRfj6h
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) April 2, 2020
8400ドルのラインはブラント氏の友人で、ブラント氏と同様に仮想通貨から「退場宣言」をした著名テクニカルアナリストのアレッシオ・ラスターニ氏が戻ってくるとした8600ドルに近い値でもある。
ラスターニ氏は当時、8600ドルが21日間移動平均(EMA)であったことから、このポイントを下回っていたことを不安視。ただ、2016年や2017年の強気相場の際にも21日EMAを下回ったこともあり、回復後に強気相場が始まったことから、今回も回復すれば、全体としては強気相場になると信じていると指摘していた。