新しい調査によると、80%以上の人々が、自分の努力に対して仮想通貨で報酬が支払われれば、もっと運動をしようという気になることがわかった。

フィットネスサイト「FitRated」が実施した調査では、1001人のアメリカ人に、ブロックチェーン関連のフィットネス技術についての考えを尋ねた。

調査によると、40%の人が現在の物理的なジム会員を解約してメタバース内の会員になりたいと考えており、81%の人が仮想通貨による支払いによってインセンティブが得られれば、健康維持のモチベーションが上がると回答している。

以前、全米経済研究所が行った調査では、お金だけではジムに行くモチベーションを高めることはできないと結論づけていた。しかし、FitRatedの調査によると、63%の人がフィットネスの動機付けはブロックチェーン技術の「主要な利点」であると同意している。実際、いくつかの「ムーブ・トゥ・アーン」のプロジェクトが、これを利用しようとしててる。

標準的な金銭的インセンティブよりもブロックチェーンベースの金銭的インセンティブを好むと考えられる主な理由として、83%の回答者がブロックチェーンベースのフィットネスアプリケーションが運動を「ゲーム化(ゲーミフィケーション)」する点が好きだと答えている。

仮想通貨を稼ぐためにどのようなフィットネスをするかという質問に対しては、49.1%の回答者が「ウォーキング」と答えている。続いて、サイクリングが47.2%、水泳が41.4%で3位となっている。

どの仮想通貨で支払いを受けたいかを調べたところ、ビットコイン(BTC)が圧倒的に多く、72%の回答者がBTCを選んだ。イーサリアム(ETH)は35.5%で2位、ドージコイン(DOGE)は34.6%で3位となっている。

ブロックチェーンベースのフィットネスアプリは現在、増加傾向にある。STEPNと呼ばれるWeb3のムーブ・トゥ・アーンのアプリケーションは、ユーザーにユニークなNFTシューズをミントする能力を提供することによってランニングの経験をゲーム化し、ブロックチェーンフィットネスの分野におけるパイオニアとなっている。