トークン化で映画製作資金を調達 オーバーストックの仮想通貨子会社tZEROが開発 へ| アタリ創業者の伝記映画

Eコマース大手のオーバーストックの仮想通貨子会社tZEROは、公開予定の映画「アタリ:フィストフル・オブ・クオーターズ」をトークン化する計画だ。7月9日にプレスリリースで発表した。

tZEROは映画プロデュサーらと提携して、「ブッシュネル(Bushnell)」と呼ばれるトークンを開発する。映画制作会社と融資会社ビジョンツリーが発売する予定。ビジョンツリーは4000万ドルを調達する考えを表明している。トークン保持者は映画収入の分配に加え、映画トレイラーへの投票権や映画キャスト選出について意見することができる特典が付いてくる

公開予定の映画は、ビデオゲーム業界の父と言われるノーラン・ブッシュネル氏の伝記映画だ。ブッシュネル氏は黎明期のビデオゲーム機として有名な米アタリ社の創設者。オーバーストックのパトリック・バーンCEOは以下のように述べている。

「我々は、ハリウッドのしきたりを打破するチームを探していた。慣習に凝り固まった業界にはもっと透明性と信頼性が必要だ。我々のチームは極めて印象的なチームとなった。tZEROの技術を映画業界に適応していくことはスリリングだ」

同プロジェクトは映画の資金調達における初めてのブロックチェーン技術導入だとされる。しかし先月、ブラジルの国有銀行が経済ソーシャル開発計画の一環で、ブラジルの映画製作会社と協力して、ドキュメンタリー制作向けに資金調達をするとの報道もあった

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版