大手NFTマーケットプレイスのオープンシーは、NFTのハッキングや詐欺が頻発していることで炎上している。

NFT詐欺の増加を受けて同社は、マーケットプレイス上で疑わしいNFT転送を自動的に非表示にする新機能を発表した。これにより、ユーザーを詐欺から守り、正当な取引のみが表示されるようになるという。

オープンシーは、プラットフォームの信頼性と安全性の強化に力を入れている。共同創設者兼CEOであるデビン・フィンザー氏の最近のブログによると、今後は盗難防止やIP侵害、迅速な不正検出、人員増強による応答時間の短縮など、信頼と安全のためのさまざまな重要分野に相当な投資を行う予定だ。

さらに、レビューとモデレーションを担当する特別なチームを設立。著作権に関する懸念やその他の不正については、今後、「重要な自動検出」技術を使用するという。フィンザー氏によると、この種のものをプラットフォームから排除することで、全体的なパフォーマンスを向上させることができるという。また、オープンブロックチェーンに見られるような迷惑な広告や詐欺的なアイテムがオープンシーで表示されるのを防ぐことができるようになる。

フィンザー氏14日は、迷惑メールを受け取るのと同じように、知らない個人からNFT送金を受ける可能性があるとツイートし、次のように付け加えた。

「最近、詐欺師がこれらの送金を利用して、悪意のあるサードパーティサイトへのリンクをクリックするよう誘導しているのを見かけた。私たちの最新の信頼と安全のリリースは、この新しい詐欺を防ぐのに役立つ」