「ボックス(レンジ)相場の方が利益を上げやすい」との声も 仮想通貨ビットコインの値動きを分析

ビットコイン価格(BTC/JPY)1週間の値動きを振り返ると、一定のレンジ内の相場、いわゆるボックス相場の動きであった。株式や為替相場は、FRBの高官による発言や雇用統計などで振れる場面があったが、ビットコインの相場がほとんど一定のレンジに収まっている。ボックス相場の方がトレーダーからは「利益を上げやすい」との声が聞かれる他、決済の観点からも「ボラティリティが高い環境よりも決済的には好都合ではないか」といった指摘も一部でされている。

ボックス(レンジ)相場が続く

上記の1時間足のビットコイン価格(BTC/JPY,bitFlyer)チャートを見ると、74万円から75万円台前半のレンジの範囲内で収まっている。

チャート上の青いホリゾンタルライン(水平線)はローソク足のひげを基準に、赤いホリゾンタルライン(水平線)はローソク足の実体を基準に引いており、そのラインを基準に見ると、上ひげ、下ひげは長く伸びているが、ローソク足の実体も一定のレンジに収まっている事が分かる。

ポジティブな側面も

ボックス相場は相場が動かない事からロング勢(買いポジションを持つ人たち)、ショート勢(空売りポジションを持つ人たち)両方から「あまり動かないから非常につまらない」との声も聞かれる一方で、投資歴の浅い仮想通貨投資家からは「ボックス相場の方が先を読みやすいので、比較的利益を生みやすく、トレーディングしやすい」との声も聞かれ、仮想通貨投資家にはポジティブ、ネガティブの意見がある。

また、決済の観点からボラティリティが高いよりもボラティリティが低く、ある程度のレンジ内で安定している方が好都合だという声も一部関係者から聞かれる。ビットコインの価格が低迷している事から、「仮想通貨はもう終わった」と指摘する人も少なくないが、ボックス相場の局面では決済だけでなく、仮想通貨ビジネスにおいてもメリットな点は他にもあるかもしれない