ニューヨーク証券取引所(NYSE)のジェフリー・スプレッチャー会長は、アセット(資産)クラスとしてのデジタル通貨の生き残りに楽観的な考えを示した。米バロンズ紙が11月27日に報じた。
ビットコイン先物プラットフォームであるバックト(Bakkt)を立ち上げたインターコンチネンタル取引所(ICE)のCEOでもあるスプレッチャー氏は今回某カンファレンスで発言。「デジタル資産は生き残るのか?」との問いには「明確にイエス」であると答えるだろう、と述べた。さらに「(仮想通貨の)価格にはとらわれていない」とも付け加えた。
ニューヨークで開かれた同イベントでスプレッチャー氏は、妻で仮想通貨プラットフォーム、バックトのCEOであるケリー・ロフラー氏とともに登壇。ロフラー氏は「バックトのビットコイン先物はビットコイン投資家が信頼される価格を定める上で役に立つだろう。ビットコインは現在、異なる取引所で異なる価格で取引されておりその多くが規制を受けていない」と指摘した。
NYSEとその親会社ICEは、仮想通貨に対して前向きなアプローチを見せてきた。
ICEは今年1月、性格なビットコイン価格情報を提供するため米ブロックストリーム社と提携。15の主要な仮想通貨取引所から価格データを集め、ヘッジファンドや専門のトレーディング企業を含む大手金融企業へと提供するとしていた。続く5月には、BTC現物引渡しのある先物を投資家に提供する計画をICEは発表し話題を呼んでいた。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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