NFT（ノンファンジブル・トークン）市場は、スポーツやアート分野だけでなく、大手ブランドも参入してきている。
P＆G子会社で、トイレットペーパーを製造・販売するチャーミン（Charmin）は18日、NFTマーケットプレイスのラリブルで、5種類のノンファンジブル・トイレットペーパー（NFTP）を販売した。デジタルアートであるNFTPにはトイレットロールに装飾が施されており、同社のマスコットであるクマの家族が描かれている。
チャーミン社によると、NFTの売り上げは被災地の医療関係者を支援する非営利団体「ダイレクト・リリーフ」に全額寄付されるという。
Introducing NFT(P) by Charmin.
— Charmin (@Charmin) March 17, 2021
Sometimes a better bathroom experience goes beyond the seat, that’s why were rolling out the first-ever NFT art by a toilet paper brand!
Bid on the digital art using the link below. All proceeds donated to @directrelief!https://t.co/hZkNwEWbDG pic.twitter.com/uJgWtPQDvy
NFTPには実際のトイレットペーパーの横に飾れるように、ディスプレイが付属している。作品ひとつあたりの最高入札額は、記事執筆時点で1ラッピングイーサリアム（WETH）で、およそ1800ドルだ。トイレットペーパーにしてはかなり高額な部類に入るだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン