米商品先物取引委員会(CFTC)が24日に発表したビットコイン先物の投機筋のポジション推移によると、最近は弱気派が減っていることが分かった。ビットコイン価格が底堅く推移していることから、先物市場でも弱気派の勢いがなくなってきているかもしれない。
このレポートによると、8月21日までの1週間でビットコイン先物のショート(売り)ポジションは前週から210減少の3468、ロング(買い)ポジションは56増加の2160。全体のポジション数は1266の減少だった。
全体的にはまだショートポジションの方が1266多いものの、6月5日の1926に比べて減ってきている。スポット相場におけるビットコイン価格が力強く推移していることから、先物市場でも弱気派の勢いがなくなってきているかもしれない。
仮想通貨の投資会社BKCMのブライアン・ケリーCEOは23日、CNBCのインタビューに答えて、ビットコイン先物取引市場が2019年には成熟度を増すことなどを理由に、ビットコインETF(上場投資信託)の承認は最も早くて来年の2月に承認される可能性が高いと発言していた。
Bitcoin’s 7-day price chart. Source: Cointelegraph’s Bitcoin Price Index