ネバダ州ゲーミング・コントロール・ボードは、スポーツイベント契約を対象とする賭博を巡り、コインベースを相手取って民事の執行措置を提起したと発表した。
同ボードは月曜日、ネバダ州カーソンシティを管轄する第一司法地区裁判所に提出した書面で、コインベース・フィナンシャル・マーケッツが無認可でスポーツ賭博を提供していたと主張した。あわせて当局は、スポーツ賭博に関連する「デリバティブ取引所および予測市場の運営」を差し止めるため、一時的差し止め命令と仮処分命令を裁判所に求めた。
ネバダ州ゲーミング・コントロール・ボードのマイク・ドライツァー委員長は火曜日の声明で、「当委員会は、健全なゲーミング産業の運営と、ネバダ州民の保護という責務を重く受け止めている。今回の措置は、その責務を改めて示すものだ」と述べた。

今回の提訴は、コインベースが予測市場運営会社のカルシと提携し、米国全50州で予測市場を開始したと発表してから1週間も経たないうちに行われた。カルシは連邦レベルでは米商品先物取引委員会の監督下にあるものの、ネバダ州を含む州当局による法的措置の対象となる可能性は残る。
コインテレグラフはコインベースの広報担当者にコメントを求めたが、記事公開時点で回答は得られていない。
ポリマーケットもネバダ州で同様の法的問題に直面
先週、ネバダ州の裁判所は、ポリマーケットの運営者に対し、一時的差し止め命令を出し、州内居住者に対するイベント連動型契約の賭博提供を禁止した。担当判事は、無認可の賭博を規制する当局の権限が「即時かつ回復困難な損害」を受ける恐れがあると指摘した。
コインベースやポリマーケットを巡る今回の事例を含め、州レベルでの一連の訴訟は、明確な法整備がない中でカルシやポリマーケットのような予測市場を規制する米商品先物取引委員会の権限に、改めて疑問を投げかける可能性がある。
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