仮想通貨ビットコインの存在意義が問われる日は近い?マイナス利回りの債券、15兆ドル突破

利回りがマイナスの債券残高は世界全体で15兆ドルに到達した。マーケットの異常事態に対して仮想通貨業界からはビットコインの存在意義が問われる日が近いかもしれないという見方が出ている。

6日のブルームバーグによると、利回りがマイナスの債務残高は世界全体で15.01兆ドルに到達。米中貿易戦争の激化を受けて、安全資産である債券への需要が高まったことが背景にあると見られている。債券は価格が上昇すると利回りが低下する。

また、FRB(連邦準備理事会)が9月以降にさらなる利下げをするという観測も高まっている。債券の利回りがさらに下がる可能性もある。

「恐ろしい」事態

仮想通貨に詳しいeToroのシニアアナリストであるマティ・グリーンスパン氏は、クライアント向けのメモの中で、「昨年のハロウィーンの時と比べて200%増であり、恐ろしい」と指摘。額面だけでなく増加ペースが凄まじいと懸念を示した。利回りがマイナスの債務残高は6月に13兆ドルを突破したばかりだった

正気を持った投資家はマネーを失う投資と知りながら債券を買い続けたいのだろうか?(中略)マーケット暴落は近いのだろうか。おそらく…。この数字に注目しよう。世界中の中央銀行が利下げに踏み切り始めているから、トレンドは続くだろう。もう、続けられなくなるまでね。」

グリーンスパン氏は、多くの仮想通貨関係者が債券の利回りについて話していると指摘した。

また、先月末、仮想通貨トレーダーのマックス・カイザー氏も自身のユーチューブ番組の中でネガティブな利回りについて言及。裕福な投資家の投資先も変わってくるのではないかという見方を示した。同番組MCのステイシー・ハバート氏は、「金(ゴールド)相場が強気になった理由であり、ビットコインの存在意義となっている」と述べた。