音楽プラットフォームが、ブロックチェーンベースの音楽権利技術で250万ドルの資金調達

先週、Revelatorという音楽の版権をトラッキングし、より効率的に著作権料を正しいオーナーの元へと配布するスタートアップが250万ドルの資金調達に成功した。

彼らの提案する技術の心臓部は、効率的にどのようなトランザクションやイベントの類でも記録することが出来るブロックチェーンである。他の企業と同じように、Revelatorはブロックチェーンとは無関係の他業界におけるブロックチェーン・アプリケーションを模索している―今回の場合は音楽、である。徹底的な効率性を以てリアルタイムでブロックチェーンをアップデートすることで、Revelatorは、しかるべき時にしっかりとオーナーに対して著作権料を支払うことを可能にしている。

Revelator以前は、音楽アーティストたちは数週間から数か月の間は著作権料を受け取っていなかった。複数の人が同じ曲から著作権料を得る場合、その難しさとそれにかかる時間は増大する。Revelator曰く、事実、著作権料の半分が時代遅れのシステムとソフトウェアのせいで全く処理できない状態だという。

RevelatorのBruno Guez CEOはプレスリリースでこう語っている―

 

「もしも毎日データを更新しているのであれば、何故毎日支払いがされないのでしょうか? あなたのお持ちの著作物が1,000ダウンロードされれば、明日には700ドルお支払いすることが出来ますよ」

 

ブロックチェーンは音楽業界にとっての破壊的テクノロジーである

 

ブロックチェーンは完全にその勢いを増しており、対象者は業界内のキープレイヤー全員である―アーティスト、権利保持者、マネージャー、その他。同技術はダウンロード数やストリーミングのトラッキング、その他、利用できる物であれば全てを単一のプラットフォームで行うことが可能だ。

 

「ブロックチェーン技術は音楽業界にとって本当に破壊的なテクノロジーです。重要なのはこれだけはなく、業界の全ての問題を解決するということはありませんが、我々の現在取り扱っている商品によって音楽に新しい風を吹かせることが出来ると私は信じています」と、Guez氏は語っている。

おそらく読者も想像している通り、ブロックチェーン技術は他の如何なる業界においても、その文脈や埋めるほとんどのあらゆるシナリオに適応することが可能である。

「小さなプルーフ・オブ・コンセプトの音楽ライブラリを現在は開発していますが、ブロックチェーンへの実装により、将来的には公衆ラジオ向けの新たな可能性の窓を開くことが出来るようになるでしょう」と、Public Radio BizLabの部長、Meg Siegal氏は語る。

最初の投資ラウンドで、Revelatorは約250万ドルをExigent Capitalから集めている。Exigentは、ビットコインや他の同じようなブロックチェーン企業に投資を行っており、半分神のように崇められているDigital Currency Groupによって急遽指名を受け参加している。

元々音楽関連企業であったRevelatorはブロックチェーン技術を取り込んだことで完全にその姿を変えている。最早誰が近い将来どの分野でこういった同じようなことが起こるのか予測は出来ない状態となっている。現在、Revelatorは音楽業界における将来的なプライバシー問題を解決しようと努力を続けている。


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