モンゴルのモバイル通信大手モビコムが28日、独自のデジタル通貨発行の許可を国内で最初に取得した。国営メディアMontsameが同日伝えた。
モビコムの金融部門モビファイナンスは電子通貨「キャンディ」を投資家に発行できるようになった。デジタル通貨を規制する中央銀行から許可を取得するまで5ヶ月間かかった。
モビコムCEOの濱田達弥氏は以下のように話した。
「デジタル通貨が循環し始めている。ATMやカードは過去のものになるだろう」
4月に中央銀行が発表したデジタル通貨の計画によれば、「規制は、デジタル通貨システムへの参加者、承認取得の方法、顧客とサービスプロバイダーの権利、義務を定める」
キャンディは、モンゴル消費者のためのエコシステム全体としてすでに存在している。消費者は、キャンディで様々な商品やサービスの支払いに当てることができる。