米送金サービス大手のマネーグラムは、デジタル変革を推進するため、グーグルクラウドやアマゾンウェブサービス(AWS)と協力していく。マネーグラムが5日に発表した。
マネーグラムは、グーグルクラウドやAWSと協力し、マルチクラウド戦略を展開するとしている。またデータドリブン型のソリューションを実装し、ユーザーエクスペリエンスを強化するという。
マネーグラムはAWSと協力し、トランザクション処理エンジンの規模を拡大する。またグーグルクラウドは、データ分析エンジンとして使用し、ユーザーに対してよりパーソナライズされたサービスを提供するという。
マネーグラムは「デジタル変革により、業務を合理化し、コストを大幅に削減できる」と述べている。コスト削減で、送金ビジネスでのサービス充実に向けた投資を拡大したいとしている。
マネーグラム、リップルとの連携強化
マネーグラムは昨年6月、リップルと戦略的な提携を結んだ。送金サービスでのリップルのブロックチェーン技術や仮想通貨XRPの活用で協力している。
今年2月のマネーグラムの決算発表によれば、リップルとの取りh気により取引量が増加したと発表。マネーグラムのアレックス・ホームズCEOは、2020年もリップルのプラットフォームによる送金を強化すると述べていた。