「欧州最後の独裁者」と称されるベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が、原子力発電所を使ってビットコインのマイニングする可能性に言及した。SNS上で動画が拡散されている

ルカシェンコ大統領は、「原子力発電所の過剰なパワーを使ってマイニングをするのを待て」と発言。マイニング施設の建設にも協力する方針を示し、次のように述べた。

我々は、ビットコインをマイニングして、ビットコインを売る

ただ大統領の発言を聞く聴衆からは笑い声が聞こえており、大統領が冗談を言った可能性もある。ルカシェンコ大統領は、「ビットコインを持っていたら売るのは問題ないだろう?」と付け加えた。

ビットコインのマイニングは、ビットコインの取引記録を含めたブロックを作成することで、報酬と手数料を得る。

今年5月、ベラルーシに拠点をカレンシー・ドット・コム(Currency.com)は、同国国債をトークン化して提供すると発表していた。

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