マイク・ノボグラッツ氏率いる仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルは、仮想通貨業界でOTC(店頭)取引を手がけるカンバーランドの元幹部デービッド・グロス氏をグローバルセールスの責任者として採用した。ザ・ブロックが8月6日に報じた

グロス氏は、社長のクリス・フェラロ氏の直属となり、ギャラクシー・デジタルにおいて3つの部門の調整やセールス強化を担うことになるという。

グロス氏は、シカゴ拠点のDRWホールディングスの仮想通貨取引所部門であるカンバーランドで顧客管理の責任者を務めていた。リンクトインのプロフィールによると、過去には金融大手のクレディスイスリーマンブラザーズで幹部を務めた経験もある。

今年5月には、米大手仮想通貨取引所コインベースで店頭取引(OTC)の幹部だったティム・プラカ氏がギャラクシー・デジタルに参画。一方で、昨年にはギャラクシー・デジタルのCTOだったマイク・マックマホン氏など幹部6人が退任している。同社は2018年に2億7300万ドル(約290億円)近くの損失を出している。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版