連続起業家のマイク・ノボグラッツ氏とクリスチャン・アンガーマイヤー氏が共同設立したマルタを拠点とする投資企業クリプトロジー・アセット・グループは、仮想通貨ファンドに1億ドルの投資を行う計画を発表した。

クリプトロジーは、仮想通貨アセットマネージャーのIconicファンドやビットコイン(BTC)マイニングオペレーターのノーザンデータなどへの投資により、既に仮想通貨・ブロックチェーン分野で足跡を残している。

またクリプトロジーは、EOS開発企業Block.oneが最近発表した新しい仮想通貨取引所にも間接的な形で関わっているという。

今回の仮想通貨ファンドへの投資について、クリプトロジーの共同設立者であるアンガーマイヤー氏は、次のように述べている。

「私たちは仮想通貨革命のまさに始まりにあり、この黎明期の資産クラスにおける主要なグローバル投資家の1社になることを目指している。私たちのファンド投資戦略は、グローバルなアプローチを取り、新しい才能に焦点を当て、仮想通貨・ブロックチェーン関連企業の株式に投資するファンドと、暗号資産やトークンに投資するファンドの両方を対象としている」

クリプトロジーのパトリック・ロウリーCEOによれば、クリプトロジーの運用資産は3300万ドルから5億4800万ドルに増加した。またクリプトロジーは、年間300を超える内部収益率を達成しており、このパフォーマンスは新興の暗号資産クラスによる「地殻変動」によるものだという。