マイクロストラテジーは、2028年満期の0.625%の転換社債を発行し、10億1000万ドルの資金調達を完了した。これらの資金は、ビットコインの購入や既存の債務返済に使用される予定だ。
この私募は、機関投資家を対象として行われ、マイクロストラテジーのクラスA株式の9月17日時点の価格に対して約40%のプレミアムが設定された。また、購入者は追加の1億3500万ドル分の社債を購入するオプションを行使し、最終的な調達額は約10億1000万ドルとなった。
調達した資金のうち、約5億2400万ドルは、2028年に満期となる担保付き社債の返済に充てられる。この返済は9月26日に行われ、これにより約6万9080BTCに対する担保が解除される見込みだ。
マイクロストラテジーは、9月13日から9月19日の間に約7420BTCを約4億5800万ドルで購入し、ビットコイン1BTCあたりの平均購入価格は約6万1750ドルだった。今回の購入により、同社が保有するビットコインは合計で25万2220BTCに達し、その購入総額は約99億ドルとなった。1BTCあたりの平均購入価格は約3万9266ドルとなっている。
転換社債は無担保であり、年利0.625%の利息が年2回、3月15日と9月15日に支払われる。マイクロストラテジーの公式プレスリリースによれば、社債は2027年までに転換、償還、または買戻しが行われない限り満期になる。
マイクロストラテジーは世界で最もビットコインを保有している上場企業だ。最近ではマイクロストラテジーは9月13日、8月6日から9月12日までに約1万8300BTC、11億1000万ドル相当のビットコインを取得したことを発表している。
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