ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーは24日、新たに19452BTCを追加購入し、ビットコインの保有総数が90531BTCとなったと明らかにした。
発表内容によると、今回1BTCあたり52765ドルで購入したという。合計で10億ドル以上投資したことになる。
同社のマイケル・セイラーCEOは、同社の成長戦略として現在は分析ソフトウェア事業の成長と、ビットコイン買い増しの2点を重要視していると述べている。
マイクロストラテジーは、2020年8月に初めてビットコインを購入してからわずか半年で、同社は40億ドルを超える投資を行っている。セイラー氏自身も、当面はビットコインの購入をやめる予定はないという。
「当社は現在、9万BTCを保有してる。世界で最も広く普及している仮想通貨であるビットコインは、信頼できる価値の保存手段としての役割を果たすことができるという当社の信念を再確認している。当社は、余剰資金でビットコインを取得する戦略を継続していく。」
マイクロストラテジーは2月17日にビットコインを追加購入するために9億ドルを調達すると発表していた。
同社のCFOを務めるフォン・レー氏は、ビットコインを購入することは、ソフトウェアビジネスとしてのブランド認知を高めると同時に、ビットコインネットワークを信頼していることの表れでもあると述べている。
「ビットコインの保有やビットコインネットワークをサポートする関連活動などのビットコイン戦略は、当社のブランド認知度を高め、新規顧客を確保する機会を提供することで、当社のソフトウェアビジネスを補完するものだ」